姿勢性腰痛(しせいせい・ようつう)
特徴
同じ姿勢を続ける仕事をしていたり、悪い姿勢が習慣になっていたりすると、腰の筋肉に強い負担がかかります。
その結果、筋肉内の血行が悪化し、老廃物が排出されなくなって、腰痛の原因になります。
長時間の同じ姿勢でのデスクワークや車の運転によって起こることが多い腰痛です。
長時間悪い姿勢でいると一部の筋肉や関節に負担がかかり、疲労し炎症を起こします。それが痛みとなって表面化したものが姿勢性の腰痛です。
筋肉への「血流不足」、「酸素不足」、「疲労物資の蓄積」が主な原因にです。
姿勢性腰痛の予防・解消
姿勢性腰痛は、症状が軽いことが多く、通常、姿勢の矯正や腰痛体操などで改善します。
まずは、正しい姿勢を保つことを意識しましょう。最初からずっと正しい姿勢をキープ出来なくても心配ありません。
悪い姿勢になったなと思ったら正しい姿勢に直す。姿勢が崩れたら正す。を繰り返してください。徐々に正しい姿勢をキープする時間が長くなってきます。
正しい姿勢をキープする時間が長くなれば、今まで負荷がかかっていた筋肉は負担が減り、痛みはなくなっていきます。
では、なぜ最初は正しい姿勢をキープできないのでしょう。
クセと言ってしまえばそれまでですが、長期間悪い姿勢を続けてきた体は、悪い姿勢を取りやすい状態です。
言い換えると正しい姿勢をキープする筋肉が衰えて、悪い姿勢をキープする筋肉が発達してしまっているということです。
正しい姿勢をキープするために、これから紹介する「腰痛体操」を日々コツコツと続けて、全身の筋肉を整えてください。
腰痛体操の紹介
腰の痛みを改善・予防するためには、日々のセルフケアが有効です。
腰痛体操を6本の動画で紹介していますので、参考にしてください。
ただし以下のことに注意してください。
1.痛みを我慢して無理にストレッチやエクササイズを行わないでください。
2.呼吸を止めずにゆっくりと行いましょう。
3.グイッ!グイッ!と反動をつけずにジックリと伸ばしてください。
腰痛体操① 腹筋に刺激を!!
腹筋が弱くなっているとキレイな姿勢が保ちにくくなります。
腹筋を使って、筋肉を活性化させましょう!
腰痛体操② 腹筋を働かせて骨盤を持ち上げる
腹筋を働かせて骨盤を持ち上げることで、背筋やお尻の筋肉の緊張を緩めることができます。
腰痛体操③ 背中と腰の筋肉を伸ばす体操
膝を抱える際にお尻を持ち上げて、背中や腰を丸めてしまわないように注意しましょう。膝を自分の体に近づける感覚で行ってください。
腰痛体操④ 太ももや膝の裏を伸ばすストレッチ
反動をつけずに行いましょう!
腰痛体操⑤ 骨盤と背中のストレッチ
腸腰筋のストレッチです。お尻をひいてしまわないようにしましょう。
腰痛体操⑥ 膝の屈伸
膝をしっかりと曲げ伸ばしをして、股関節も深く動かしていきます。
ご予約・お問い合わせはコチラ
スマホの場合は、電話番号をタップすると電話をかけることができます。
受付時間AM9:30 ~ PM5:00
定休日
日曜 / 祝日
〒940-0053 新潟県長岡市長町2-2-18-101
新町1丁目交差点より車で1分