寝起きの腰痛を今すぐ楽にするストレッチ|朝ベッドでできる簡単ケアと原因解説

朝、布団から起き上がろうとした瞬間に
「腰がズキッと痛む…」

時間が経てば楽になるけれど、毎朝この痛みが続くのはつらいと感じていませんか?

寝起きの腰痛は、
「年齢のせい」「仕方ないもの」と思われがちですが、朝の体の状態と動き方を知ることで、楽になるケースは少なくありません。

この記事では、
今つらい腰の痛みをできるだけ早く楽にするための「寝起き・朝ベッドの上でできるストレッチ」を中心に、

  • なぜ朝に腰が痛くなるのか
  • どうすれば繰り返さずに済むのか

を、50代女性にもわかりやすく解説します。

本記事を読むことで、次の3つが得られます。

この記事で分かること
  • 朝ベッドの上でできる、今すぐ楽になる短時間・簡単・即効性のある腰痛ストレッチがわかります
  • 腰痛を繰り返さないための、朝の動作や日常の注意点が身につきます
  • 寝起きに腰が痛くなる本当の原因がわかり、不安が軽くなります

本記事は、腰痛ケアスタジオLines.(新潟県長岡市)院長が執筆しています。

これまで

  • 寝起きに腰が痛くて布団から起き上がれない
  • 朝だけ腰が固まって動けない

といった「起床時腰痛」に悩む、50代以上の女性を数多く施術してきました。

ストレッチだけで楽になるケース、整体によるケアが必要なケースの両方を現場で見てきた経験をもとに、無理をさせない・その場しのぎにしないセルフケアをお伝えしています。

この記事を読み終える頃には、「朝の腰痛=仕方ないもの」ではなく、自分でコントロールできるものだと感じられるはずです。

目次

寝起きの腰痛とは?朝起きると腰が痛い状態をわかりやすく解説

山井恭三郎│整体師

寝起きの腰痛は、必ずしも病名がつくような問題ではなく、
朝の体の状態や動き出しのクセが関係していることがほとんどです。
ここから、整体の現場で特に多い原因を、ひとつずつ説明していきます。

 
朝、目は覚めているのに「腰が痛くてすぐに起き上がれない」「布団から出るまでに時間がかかる」という状態が、いわゆる寝起きの腰痛です。
このタイプの腰痛は、日中はそこまで困らないのに、朝だけ強く感じるのが大きな特徴です。

結論からお伝えすると、寝起きの腰痛は「夜の間に体が固まり、動き出しに対応できていない状態」で起こることがほとんどです。多くの場合、重い病気が原因ではなく、寝ている間の体の使われ方や、朝の動き始めの負担が関係しています。

朝、布団から起き上がる瞬間に痛みが出る腰痛の特徴

寝起き腰痛の方に共通して多いのが、「起き上がる瞬間」に痛みが強く出ることです。
これは、睡眠中に次のような状態が起きているためです。

  • 寝返りが少なく、腰や骨盤まわりの筋肉が固まっている
  • 長時間同じ姿勢で寝ており、関節の動きが鈍くなっている
  • 体がまだ温まっておらず、血流が少ない状態で急に動く

実際、厚生労働省の調査でも、腰痛は「動き始め」に痛みを感じるケースが多いとされています。特に中高年以降は、筋肉や関節の柔軟性が低下しやすく、朝の一動作目が一番腰に負担がかかりやすいと考えられています。

このため、寝起きの腰痛は
「寝ている間はそれほど痛くない」
「少し動くと徐々に楽になる」
という経過をたどることが多いのも特徴です。

「朝だけ腰が痛い人」と「一日中つらい人」の違い

寝起きの腰痛で不安になるのが、「この痛みは大丈夫なのか?」という点だと思います。
ここで一つの目安になるのが、痛みが続く時間です。

朝だけ腰が痛い人の特徴としては、次のような傾向があります。

  • 起き上がるときが一番つらい
  • 30分〜1時間ほどで徐々に楽になる
  • 日中は普通に動けることが多い

この場合、体の固まりや動き始めの負担が主な原因であることが多く、寝起きのストレッチや朝の動かし方で改善が期待できます。

一方で、一日中つらい腰痛の人には次のような特徴があります。

  • 朝だけでなく、日中も腰が痛い
  • 動いても痛みがあまり変わらない
  • しびれや強い違和感を伴うことがある

このような場合は、セルフケアだけで無理に何とかしようとせず、医療機関や専門家に相談することが大切です。

まとめると、寝起きの腰痛は「朝の体の状態」と「動き出し方」によって起こるケースが非常に多く、正しく理解すれば対処できる腰痛であることが少なくありません。

なぜ寝起き・朝に腰痛が起こるのか|整体の現場で多い原因

朝の腰痛は、寝ている間の体の使われ方起きる瞬間の負担が重なって起こることがほとんどです。
ここでは、整体の現場で特に多い原因を、順番に見ていきます。

寝起きや朝に腰が痛くなる一番の原因は、寝ている間に体が固まり、動き出しに対応できていないことです。
多くの方が「寝ているだけなのに、なぜ腰が痛くなるの?」と感じますが、実は睡眠中こそ腰には負担がかかりやすい時間帯でもあります。

整体の現場で多く見られる寝起き腰痛は、病名よりも体の状態や生活習慣が関係しているケースがほとんどです。

寝返り不足と睡眠中の姿勢の影響

結論から言うと、寝返りが少ないと腰痛は起こりやすくなります。
人は一晩に20回前後、無意識に寝返りを打つと言われています。これは、同じ姿勢による負担を分散し、血流を保つためです。

しかし、

  • 布団やベッドが体に合っていない
  • 体が緊張しやすい
  • 疲れが強く、深く眠りすぎている

といった状態では寝返りが減り、腰や骨盤まわりに負担が集中します。
厚生労働省の腰痛対策資料でも、長時間同じ姿勢が続くことは腰痛のリスクを高めるとされています。

腰・骨盤まわりの筋肉が朝に固まりやすい理由

寝起きに腰が痛い人の多くは、腰そのものよりも骨盤や股関節まわりの筋肉が固まっています。
睡眠中は体温が下がり、血流も日中より少なくなります。そのため、筋肉はどうしても硬くなりがちです。

特に影響を受けやすいのは、

  • 腰を支える筋肉
  • 骨盤を安定させる筋肉
  • 股関節まわりの筋肉

これらが固まった状態で急に起き上がると、腰だけに負担が集中し、痛みとして感じやすくなります。

📝 ここまでのポイント

寝起きの腰痛は、
・寝返りが少ない
・筋肉が冷えて固まる
この2つが重なると起こりやすくなります。

つまり、
「寝ている間に体が動けない状態のまま、急に起きる」
これが朝の痛みにつながりやすい原因です。

次は「姿勢のクセ(ストレート腰)」と
「生活習慣」がどう影響するのかを見ていきます。

ストレート腰(反り腰・丸まり腰)との関係

整体の現場では、寝起き腰痛の方にストレート腰の傾向が多く見られます。
ストレート腰とは、本来ある腰のカーブが弱くなり、衝撃を吸収しにくい状態です。

反り腰・丸まり腰どちらの場合でも、

・寝ている姿勢で腰が緊張し続ける
・朝、腰の動きが悪くなる

といった影響が出やすく、起床時の痛みにつながります。

夕食の時間・冷え・生活習慣が影響するケース

寝起き腰痛は、日中や夜の過ごし方とも深く関係しています。

特に影響が出やすいのは、

  • 夕食が遅く、体が休まらない
  • お腹や腰が冷えたまま寝ている
  • 日中ほとんど動かず、座りっぱなし

こうした生活習慣が続くと、寝ている間に体が回復しきれず、朝の腰痛として表れやすくなります

まとめると、寝起き・朝の腰痛は「一晩の体の使われ方」と「朝の動き出し」が重なって起こるものであり、原因を知ることで、ストレッチや生活習慣の見直しによる改善が期待できる腰痛です。

放置するとどうなる?寝起き腰痛を早めにケアするメリット

寝起きの腰痛は、「朝だけだから」「動けばそのうち楽になるから」と放置されがちですが、結論から言うと、そのままにしておくと慢性腰痛につながる可能性があります
一方で、早い段階から朝のセルフケアを取り入れることで、痛みが軽くなり、再発しにくい体を目指すことができます。

そのままにすると慢性腰痛につながるケース

寝起き腰痛を放置すると、腰や骨盤まわりが固い状態のまま毎朝を迎えることになります。その結果、

  • 朝の痛みがだんだん強くなる
  • 日中も腰が重だるくなる
  • 動くのが怖くなり、さらに体が固まる

といった悪循環に入りやすくなります。
厚生労働省の資料でも、腰痛は「急性の段階で適切に対処しないと慢性化しやすい」とされています。特に50代以降は回復力が落ちやすく、放置が長引くほど改善に時間がかかる傾向があります。

朝のセルフケアで楽になる人の共通点

一方、寝起き腰痛が改善しやすい人には共通点があります。

  • 起き上がる前に寝たままストレッチをしている
  • 腰だけでなく、骨盤や股関節も動かしている
  • 痛みが強い日は無理をしないこうした方は、朝の体の固まりをリセットできるため、腰への負担が減りやすくなります。

寝起き腰痛は、早めにケアすることで楽になる可能性が高い腰痛と言えます。

とにかく今すぐ楽になりたい人へ|寝起き腰痛にストレッチが効く理由

今つらい腰の痛みは、起き上がる前の体の動かし方で軽くできる場合があります。
ここでは、朝の腰に負担をかけずに行えるストレッチの考え方をお伝えします。

寝起きの腰痛を今すぐ楽にしたい場合、結論としてストレッチは「起きてから」ではなく「寝たまま」行うことが効果的です。
朝は腰や骨盤まわりの筋肉が固まり、急に動くと強い負担がかかります。寝たまま体をやさしく動かすことで、腰への負担を最小限にしながら痛みを和らげることができます。

朝起きたときの腰痛は、
ストレッチに加えて、
「なぜ起こるのか」という背景を知ることも大切です。

朝の腰痛が起こる原因や、病院に行くべきかどうかの目安については、
朝起きると腰が痛い原因を整体師がわかりやすく解説した記事
で詳しくお伝えしています。

なぜ「起きてから」ではなく「寝たまま」が大切なのか

朝起きてすぐの体は、血流が少なく筋肉も冷えた状態です。そのまま立ち上がったり前かがみになったりすると、腰に一気に力がかかります。
厚生労働省も、腰痛対策として動き始めは急な動作を避け、体を慣らすことが大切と示しています。

寝たままでストレッチを行うと、

  • 腰や骨盤に体重がかかりにくい
  • 筋肉をゆっくり伸ばせる
  • 痛みが出にくい

といったメリットがあります。

朝の腰に負担をかけないストレッチの考え方

寝起き腰痛のストレッチで大切なのは、「強く伸ばす」ことではありません。
ポイントは次の3つです。

  • 反動をつけず、ゆっくり動かす
  • 痛みが出る手前で止める
  • 腰だけでなく骨盤や股関節も動かす

実際、整体の現場でも、こうしたやさしいストレッチを朝に取り入れたことで「起き上がりが楽になった」という方は多くいらっしゃいます。
寝起き腰痛は、正しいタイミングと方法のストレッチで、今の痛みを軽くできる可能性が高い腰痛です。

【実践】朝ベッドでできる寝起き腰痛ストレッチ

忙しい朝、1秒でも早く布団から出なければいけないのに動けない...
 
そんな時、布団の上で起き上がる必要もなく出来るストレッチです。 

固くなった腰周りの筋肉をじっくりと伸ばしてあげましょう。

寝起きですので、いきなりギューっと伸ばすのではなく、まずはストレッチの体勢になって、そのまましばらくじっとして体勢にカラダを慣らしましょう。これ自体も十分ストレッチ効果があります。

寝起きの腰痛を今すぐ楽にしたい場合は、ベッドの上で寝たまま行えるストレッチが最も安全で効果的です。結論として、起き上がる前に体をゆるめることで、腰への負担を大きく減らすことができます。

理由は、朝は腰や骨盤まわりの筋肉が冷えて固まり、血流も少ない状態だからです。このタイミングで急に体を起こすと、腰だけに負担が集中します。厚生労働省の腰痛対策でも、「動き始めは準備運動を行うこと」が推奨されています。寝たままのストレッチは、体重が腰にかからず、筋肉をやさしく動かせるため、寝起き腰痛に適しています。

整体の現場でも、次のようなストレッチを朝に行うことで「起き上がりが楽になった」という声が多く聞かれます。

① 膝抱えストレッチ(腰の緊張をゆるめる)

仰向けのまま両膝を胸に引き寄せ、腰を丸めるようにします。腰まわりの緊張がゆるみ、朝のこわばりが軽くなります。

背中と腰のストレッチ
STEP

仰向けで両膝を立てる

写真のようにリラックスして、両ひざを立ててください。

STEP

両手で膝を抱える

両手で両ひざを抱えて、まずは20秒~30秒力を入れずにじっとしています。ジワっと腰が緩んでくるのを感じてください。

STEP

膝を胸に引き寄せる

口から息をゆっくり吐きながら、膝を抱えた状態のまま膝を胸に引き寄せます。

STEP

20~30秒キープ

膝を胸まで引き寄せたら、そのまま20〜30秒キープしてください。
これを2回ほど繰り返します。

② 腰と鼠径部のストレッチ

この動きは、腰だけでなく鼠径部(股関節の付け根)も一緒にゆるめるストレッチです。

背中、腰、股関節のストレッチ
STEP

仰向けで、両足を手でつかむ

足の小指側の側面をつかむようにします。

STEP

力を入れずに20~30秒キープ

まずは、この状態で20~30秒呼吸を止めずにじっとしています。

STEP

足を掴んだまま手を床の方に引き下げる

鼻から息を吸って、口から息をゆっくり吐きながら、足を掴んだまま手を床の方に引き下げます。

STEP

20~30秒キープ

そのまま20〜30秒キープしてください。
これを2回ほど繰り返します。

※このストレッチをやろうとして痛みが強くなる場合は、無理に行わないでくださいね。
  また、お尻をあげて腰を丸めすぎないように注意してください。

✏️ ストレッチ後の大切なポイント

今は、
・腰
・骨盤
・股関節
が少し動きやすくなった状態です。

すぐに起き上がらず、一呼吸おいてから、ゆっくり動き出してください。

この「ワンクッション」が、朝の腰痛をぶり返させない大事なポイントです。


朝起きたときの腰痛は、
ストレッチだけでなく、
「なぜ起こるのか」を知ることも大切です。
原因や判断の目安については、こちらの記事で詳しく解説しています。

朝の起き上がりがつらい人へ|腰に負担をかけないコツ

朝の起き上がりで腰が痛い人は、結論として**「起き上がり方」を少し変えるだけで腰への負担を大きく減らすことができます**。寝起き直後の腰は固く、急な動作に弱いため、正しい順番で体を動かすことが重要です。

理由として、厚生労働省の腰痛対策でも「動作の工夫によって腰への負担は軽減できる」とされています。特に、仰向けから一気に上体を起こす動作は、腰に強い負担がかかりやすい動きです。寝起きは筋肉や関節がまだ動きに慣れていないため、慎重な動作が必要になります。

起き上がる前にやってほしい1つの動き

起き上がる前におすすめなのは、膝を軽く立てて、左右に小さく揺らす動きです。
これにより骨盤まわりがゆるみ、腰の緊張がやわらぎます。10〜20秒ほど行うだけでも、その後の起き上がりが楽になります。

腰を守る起き上がり方(横向き→腕を使う)

実例として、多くの方が「横向きになってから起きる」方法で痛みが軽減しています。
手順は次の通りです。

  • 仰向けから横向きになる
  • 下の腕で体を支える
  • 腕の力を使って上体を起こす

この方法なら腰に体重が集中しにくく、寝起き腰痛の悪化を防ぎやすくなります。

やってはいけない注意点|寝起き腰痛を悪化させないために

寝起きの腰は、とてもデリケートな状態です。
良かれと思って行った動きが、かえって腰痛を悪化させてしまうこともあります。

寝起き腰痛を早く楽にしたい場合でも、やり方を間違えるとかえって痛みを悪化させることがあります。結論として、朝は「強く動かさない」「急に伸ばさない」ことが最も大切です。寝起き直後の腰は固く、刺激に弱い状態だからです。

厚生労働省の腰痛対策でも、痛みがあるときに無理な運動や急激な動作を行わないことが注意点として挙げられています。寝起き腰痛も同じで、正しいストレッチでなければ逆効果になることがあります。

寝起きに避けたいNGストレッチ

寝起きに避けたいのは、次のようなストレッチです。

・勢いをつけて体をひねる
・反動を使って強く伸ばす
・痛みを我慢して続ける

これらは腰や骨盤に急な負担をかけ、朝の腰痛を悪化させやすくなります。

前屈・反らす動きが危険なケース

特に注意が必要なのが、前屈や腰を反らす動きです。寝起きは筋肉や関節が固いため、無理に曲げ伸ばしすると痛みが強く出ることがあります。

ストレッチ中に痛みが出た場合の対処法

ストレッチ中に痛みを感じたら、すぐに中止してください。
「気持ちいい」と感じる範囲で行うことが、寝起き腰痛を悪化させないポイントです。

ストレッチだけで改善しない場合に考えたいこと

ストレッチで楽になる腰痛もあれば、体のバランスや動きが関係しているケースもあります。
ここでは、セルフケアだけでは難しい腰痛の見分け方をお伝えします。

寝起きの腰痛はストレッチで楽になることが多いですが、結論としてストレッチだけでは改善しきれないケースもあります。その場合は、腰そのものではなく、体の土台である骨盤や背骨の動きに問題がある可能性を考える必要があります。

理由として、厚生労働省の腰痛対策資料でも、腰痛は「腰だけの問題ではなく、全身のバランスや動きが関係する」と示されています。筋肉を伸ばすだけでは、体のゆがみや動きのクセまでは整えきれないことがあります。

骨盤・背骨の動きが関係しているケース

寝起き腰痛が続く人の中には、骨盤や背骨の動きが悪く、腰に負担が集中しているケースがあります。
この場合、ストレッチで一時的に楽になっても、朝になると同じ痛みを繰り返しやすくなります。

セルフケアでは限界がある腰痛とは

例えば、
・ストレッチを続けても朝の痛みが変わらない
・日中も腰の重さが残る
といった場合は、セルフケアだけで無理に何とかしようとせず、体の状態を一度確認することが大切です。

腰痛ケアスタジオLines.が大切にしている寝起き腰痛への考え方

山井恭三郎│整体師

当院では、寝起きの腰痛をその場の痛みだけで判断しません
朝の痛みを「体からのサイン」として捉えることを大切にしています。

寝起きの腰痛に対して当院が最も大切にしている考え方は、朝の腰痛を「結果」ではなく「体からのサイン」として捉えることです。結論として、痛みだけをその場で取ろうとするのではなく、「なぜ朝に腰がつらくなる状態になっているのか」を見ることが、改善への近道になります。

理由として、厚生労働省の腰痛対策でも、腰痛は一時的な症状だけでなく、生活習慣や体の使い方の積み重ねが影響すると示されています。寝起き腰痛も同様で、睡眠中の姿勢、骨盤や背骨の動き、日中の過ごし方が関係しています。

朝の腰痛を「結果」ではなく「体のサイン」として見る

朝の痛みは、「体が固まっていますよ」「負担がたまっていますよ」というサインです。このサインを無視せず、体の状態を整えることが大切です。

強く揉まない・無理に動かさない施術方針

当院では、強い刺激や無理な矯正は行っていません。
それは、寝起き腰痛で悩む方ほど、体が緊張しやすく、刺激に敏感な状態であることが多いからです。

朝に腰が痛くなる方の体は、

  • 筋肉が固まっている
  • 関節の動きが小さくなっている
  • 少しの刺激でも痛みが出やすい

といった特徴があります。
この状態で強く揉んだり、無理に動かしたりすると、一時的に楽になったように感じても、あとから痛みがぶり返すことがあります。

そのため当院では、体の反応を一つひとつ確認しながら、やさしい刺激で体の緊張をゆるめていくことを大切にしています。

「痛いから効いている」のではなく、
「体が安心してゆるむことで、結果的に楽になる」
その考え方をもとに、寝起き腰痛の施術を行っています。

無理をさせない施術だからこそ、整体が初めての方や、強い施術が不安な50代以上の女性の方にも、安心して受けていただけています。

地域で50代以上の女性が多く通われている理由

腰痛ケアスタジオLines.には、50代以上の女性の方が多く通われています。
その理由のひとつは、「痛いことをされない」という安心感です。

寝起きの腰痛に悩む方の多くは、
「これ以上痛くなったらどうしよう」
「強く押されたり、無理に動かされたら怖い」
という不安を抱えています。

当院では、いきなり施術に入ることはせず、まず今の体の状態や、朝どんな動きで痛みが出るのかを丁寧にお聞きします。
「いつから」「どんな時に」「どのくらい痛むのか」といったお話を通して、その方に合った無理のないケアを考えていきます。

また、強く揉んだり、無理にボキボキ鳴らすような施術は行っていません。
寝起き腰痛の方は、体が固まりやすく刺激に弱い状態のことが多いため、やさしく体を整えることを大切にしています。

「しっかり話を聞いてもらえて安心した」
「自分の体の状態を、わかりやすく説明してもらえた」

そう感じていただけることで、
「ここなら続けて通えそう」「任せても大丈夫そう」
と、50代以上の女性の方に選ばれる理由につながっています。

寝起き腰痛に関するよくある質問

寝起き腰痛について多く寄せられる質問は、「毎日やっていいのか」「どのくらい行えばいいのか」「病院に行く目安はあるのか」といった点です。結論として、体の状態に合わせて無理なく行うことが大切です。

毎日ストレッチしても大丈夫ですか?

基本的には大丈夫です。ただし、痛みを我慢して行う必要はありません。理由は、寝起きは筋肉や関節が固く、強い刺激が逆効果になることがあるためです。整体の現場でも、「気持ちいい範囲」で続けている方ほど改善しやすい傾向があります。

何分くらいやればいいですか?

目安は1〜3分程度です。短時間でも、寝たまま腰や骨盤を動かすことで血流が促され、起き上がりが楽になります。長くやるより、毎朝続けることが重要です。

痛みが強い日は休んだ方がいい?

はい。痛みが強い日は無理にストレッチをせず、体を休めてください。強い痛みは体からのサインです。

病院に行くべき腰痛の目安は?
  • 日中も痛みが続く
  • しびれが出る
  • 安静にしても改善しない

このような場合は、医療機関への相談をおすすめします。


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この記事を書いた人

腰痛ケアスタジオLines.
山井 恭三郎

当院では、無理に通院をすすめないこと、今すぐ通う・通わないを決めなくてもいい選択も大切にしています。

ブログでの文章も、実際に相談を受けるときと同じ距離感で書いています。

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