朝の起き上がりがつらい方へ|腰に負担をかけない動き方のコツ

朝の起き上がりで腰が痛い50代女性。ベッドから起き上がろうとし、腰に手を当てている様子。

朝の起き上がりで腰が痛いと感じる方は少なくありません。

朝、目が覚めたとき――
「腰が固まっている感じがする」
「すぐに起きようとするとズキッとする」

でも、不思議なことに
少し動いているうちに、だんだん楽になってくる。

50代〜70代の方から、よくお聞きするお悩みです。

「寝起きに腰が痛いけど、しばらくすると平気になる」
「病院に行くほどじゃない気がするけど、毎朝ちょっと憂鬱、、、」

もしあなたも同じように感じているなら、
それは“体のサイン”かもしれません。

この記事では、

  • なぜ朝 腰痛 起き上がりがつらくなるのか
  • 腰に負担をかけない動き方
  • 今日からできる朝の腰痛 対処法

を、できるだけやさしく、わかりやすくお伝えします。

目次

なぜ朝の起き上がりがつらいのか?

「朝だけ腰が痛いのはなぜ?」と疑問に感じる方も多いですが、多くは寝起きの筋肉のこわばりが関係しています。

朝の起き上がりがつらい理由は、主に次の3つです。

① 睡眠中は血流がゆるやかになる

寝ている間、体はリラックスしています。
そのぶん筋肉への血流も少しゆるやかになります。

朝起きたときに「固まった感じ」がするのは、筋肉がまだ“準備中”の状態だからです。

② 筋肉や関節が一時的に硬くなる

長時間同じ姿勢でいると、腰まわりの筋肉や関節は動きが少なくなります。

とくに寝返りが少ない方は、朝に強いこわばりを感じやすい傾向があります。

③ いきなり前に起き上がる動きが負担になる

ここが大きなポイントです。

仰向けからそのまま「ぐっ」と前に起き上がる動きは、腰を一気に丸める動作になります。

まだ温まっていない腰に、体重が一瞬でかかる。

これが「朝の起き上がりでズキッとする」原因です。


より詳しい仕組みは、
以下の記事でまとめています。

👉 朝起きると腰が痛い原因とは? 長岡市の整体師が仕組み・対処法をわかりやすく解説

まずは「朝の腰はまだ目覚めていない」と
知っておくだけでも安心材料になります。

やってはいけない起き上がり方

少し思い出してみてください。

こんな動きをしていませんか?

  • 目が覚めた瞬間、勢いよく上体を起こす
  • 腹筋のように一気に体を起こす
  • 腰を丸めて反動で起きる
  • 両足を持ち上げ、その反動で起き上がる

次の図は、朝 腰痛 起き上がりでよく見られる「反動を使う動き」です。

朝の腰痛の原因となる、反動を使って起き上がるNG動作のイラスト。両足を浮かせて勢いで体を起こそうとする姿勢で、腰に負担が集中している様子。
寝起きに勢いで体を起こす動作は、腰に負担を集中させやすい動きです。

「……やってるかも」

と思われた方、多いはずです。

悪いわけではありません。
ただ、朝の腰には強すぎるのです。

朝は、体がまだ準備中。
そこに急な前屈動作を加えると、
腰の筋肉や関節に負担が集中します。

これが、毎朝の小さなダメージにつながります。

では、どう起きればいいのでしょうか。

腰に負担をかけない起き上がり方(手順解説)

ここからが実践編です。

ポイントは
腰を丸めず、横向きを使うこと。

以下の図は、朝 腰痛 起き上がりの負担を減らす具体的な手順です。

朝の腰痛対処法として、腰に負担をかけない動き方を4コマで解説。仰向けで深呼吸し、両ひざを立て、横向きになり、腕で押して起き上がる安全な起き上がり手順。
朝の腰を守る起き上がり方|横向きを使って腰の負担を減らすのがポイント
STEP

仰向けのまま一呼吸

目が覚めたら、すぐ動かない。

まず、ゆっくり深呼吸を1回。
「これから動き出すよ」と体に伝える時間です。

STEP

両ひざを立てる

ゆっくり両ひざを立てます。
腰に無理なく、少しだけ動きを入れます。

STEP

横向きになる

そのまま、体ごと横向きへ。

腰をねじらず、“丸太のように”転がるイメージです。

STEP

手で体を押して起き上がる

下側の腕で床(またはベッド)を押し、上側の手も使って体を起こします。

腹筋ではなく、腕の力を使うのがポイントです。

これが、腰に負担をかけない動き方です。

慣れると、数秒でできます。

ほんの少しの違いですが、朝の腰へのダメージは大きく変わります。

朝の腰を守る“ワンクッション習慣”

朝は、まだ体が目覚めきっていません。
その状態で急にギュッと力を入れると、腰に負担が集まりやすくなります。

  • すぐ立ち上がらない
  • 深呼吸を1回
  • 腰を軽くゆらしてから動く

この“ワンクッション”だけで、体は安心して動き始めます。

朝の腰痛 対処法の基本は、「急がない」こと。

たった10秒でも、朝を守る意識が腰を守ります。


さらにベッドでできるストレッチも知りたい方は、こちらの記事も参考になります。

👉 寝起きの腰痛を今すぐ楽にするストレッチ|朝ベッドでできる簡単ケアと原因解説

それでも朝がつらい場合は?

起き方を変えても、まだつらい。

その場合、次のような背景が考えられます。

  • 慢性的な筋肉の緊張
  • 骨盤や股関節の動きの硬さ
  • 寝返りの少なさ

とくに寝返りは大切です。

夜の間に体がうまく動いていないと、朝にこわばりが強く出ます。


寝返り対策については、こちらで詳しく解説しています。

👉 寝起きの腰痛を改善するための6つの【寝返り】対策

また、

「これって病院に行くべき?」と迷われる方もいらっしゃいます。

受診の目安はこちらにまとめています。

👉 腰痛は病院に行くべき?受診の目安と整体に相談できるケースを解説

朝だけ腰がつらかった70代男性の改善事例

朝だけ腰がつらかった70代男性の改善事例があります。

「動き始めがつらい」状態から、少しずつ朝の不安が減っていった経過をご紹介しています。

👉 【朝起きると腰が痛い】70代男性の改善事例はこちら

この方も最初は、「寝起き 腰 痛いけど、動けば平気だから…」と様子を見ていました。

ですが、朝の動き方を変え、体の使い方を整えていく中で、「起きるときの怖さがなくなった」と話してくださいました。

落ち着いて、痛みを出さない起き方を知るだけでも、朝の不安はやわらぎます。
それだけで、毎日の気持ちはずいぶん違ってきます。

明日の朝、ぜひ一度試してみてください。

よくある質問(FAQ)

朝だけ腰が痛いのはなぜですか?

睡眠中は血流がゆるやかになり、筋肉や関節が一時的に硬くなります。その状態で急に起き上がると腰に負担が集中し、痛みが出やすくなります。

朝の腰痛は放っておいても大丈夫ですか?

動いて楽になる場合は一時的なこわばりの可能性があります。ただし、痛みが強い・しびれがある・数週間続く場合は医療機関への相談も検討してください。

腰に負担をかけない起き上がり方は?

仰向けで深呼吸→両ひざを立てる→横向きになる→腕の力で起き上がる、の順番がおすすめです。腹筋のように勢いで起きるのは避けましょう。

朝の腰痛にストレッチは効果がありますか?

軽い動きやストレッチは血流を促し、こわばりの軽減に役立ちます。ただし無理に伸ばすのではなく、ゆっくり行うことが大切です。

まとめ|朝を守ると、一日が変わる

朝の腰は、まだ目覚めたばかり。

寝起きに腰が固まる感じがある方は、まず起き上がり方を見直してみてください。

  • いきなり起きない
  • 横向きを使う
  • ワンクッション置く

この3つを意識するだけで、朝の起き上がりの腰の負担は減らせます。

「朝の腰痛の対処法」は、特別なことではありません。

少しやさしく扱うこと。

朝を守ることは、一日を守ることです。

そして一日の積み重ねが、未来の体をつくります。

どうか、明日の朝から。
ゆっくり、やさしく起きてみてくださいね 🌿

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この記事を書いた人

腰痛ケアスタジオLines.
山井 恭三郎

当院では、無理に通院をすすめないこと、今すぐ通う・通わないを決めなくてもいい選択も大切にしています。

ブログでの文章も、実際に相談を受けるときと同じ距離感で書いています。

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