入浴中の“ピキッ”から2日後│「また続くのか…」が「今回は違った」に変わった理由

パジャマ姿で洗面所に立ち、腰に手を当てる60代男性。繰り返す腰痛に悩んでいた事例

年に何回か、突然くる腰や骨盤の強い痛み。

あの瞬間、痛みもそうですが同時に、気持ちが一気に下がりますよね。

「またか…」

これ、体より先に心が反応します。

動けなくなった日。
寝返りもつらかった夜。
予定をキャンセルしたこと。
家族に「今日は無理」と言ったこと。

痛みそのものより、“あの数日間がまた始まるのか”が怖い。

今回の話は60代男性のケースです。

でも正直、性別はあまり関係ないなと思っています。

痛みの出方も、気持ちの沈み方も、本当にみなさん似ています。

目次

以前の状態

この方が通い始めたのは2023年9月。

それ以前は、骨盤あたりが「ピキッ」となり、動けなくなることが何度もあったそうです。

数日続く痛み。
寝返りのたびに目が覚める夜。
立ち上がる動作にいちいち覚悟がいる朝。

痛みが引けば、生活は戻る。
でも、どこかで分かっている。

また来るかもしれない、と。

継続するという選択

選んだのは、月1回のメンテナンス。

特別なことはしていません。

・崩れきらないように整える
・姿勢を維持する

派手さはありません。

でも、地味に効きます。

2年半、大きな悪化はなし。

日々の積み重ねで、肩こりが少し強いときや「ちょっと違和感があるな」という程度。

そのくらいで1か月が経ち来院日を迎えて整える。

月に1回受けているので、今では施術のたびに劇的な変化はありません。
でも、“爆発しない体”をつくる積み重ねでした。


多くの方は、“痛くなってから”動きます。

でも、痛みは急に起きるわけではありません。

崩れが積み重なって、ある日表に出る。

月1で整えていると、その崩れが大きくなりにくい。

だから“爆発”しにくい。

これは経験上、はっきり言えます。

ある2月の夜

入浴中に腰へ違和感が出た場面のイメージ
体が緩んだときに、突然くることもあります。

入浴中、腰——骨盤付近に鋭い痛みが走りました。

「ピキッ」

思わず息が止まるような感覚。

お風呂から上がる頃には、痛み自体は少し和らいでいました。

けれど、嫌な感覚が残っている。

あの“前兆”のような、奥に引っかかる感じ。

その場で迷わず、当院のLINEに連絡を入れ、翌日の予約を取りました。

実際のやり取りです。

今晩は。入浴中に腰に痛みが走りました。
明日何時でもいいので予約を入れられませんか?

〇〇さん、こんばんは
ご連絡ありがとうございます。
入浴中に痛みが出たのですね。
大丈夫でしょうか?

明日は。。。

ここまでは、冷静な判断でした。

けれど、その夜。

寝ているときに、再び強い痛みが出ました。

横になるたびに響く。
じっとしていても違和感が消えない。

数年前によくあった、あの感覚。

「またしばらく続くのか…」

夜に腰痛が強まり痛み止めを服用するイメージ
夜になると、痛みへの不安が強くなることがあります。

数年ぶりに痛み止めを飲みながら、以前の長引いた記憶がよみがえったそうです。

これ、本当によく分かります。

痛みは“体の問題”ですが、怖さは“記憶の問題”です。

すぐに来院した理由

翌日、来院。

体の状態を確認すると、大きな崩れではなく、防御反応で固まり始めている段階でした。

ここで止められるかどうか。
それが分かれ目になります。

以前なら、数日様子を見てから動いていたかもしれません。

でも今回は違いました。

“嫌な予感”の段階で動いた。

これが回復を早めました。

なぜ悪化しなかったのか

来院日の2日後。
もともと定期通院で予約が入っていた再来院日。

その時には、状態はほぼ回復していました。

理由は特別なものではありません。

  • 月1回で大きく崩れない状態を維持していた
  • 違和感レベルで調整を重ねてきた
  • 発症直後に動いた
  • 連鎖が深くなる前に止めた

痛みは、出た瞬間よりも“広がり方”で長さが決まります。

今回は、その広がりが小さかった。

だから短かった。

ご本人の言葉

再来院時、こう話されました。

「今回は一番早く回復した」

そして少し間を置いて、

「正直、あの夜はまた続くと思ったんですけどね」

この言葉に、すべてが表れています。

痛みよりも怖かったのは、“また長く続く未来”。

でも今回は、違った。

その体験が、安心につながります。


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今の状態

現在は、日常生活にほぼ支障はありません。

もちろん、「もう二度と起きない」とは言いません。
体は変化します。

けれど、

  • 崩れにくい
  • 崩れても戻りやすい

この土台があると、痛みの意味が変わります。

怖さの質が変わるのです。

腰痛が落ち着いた後の穏やかな室内のイメージ
痛みが落ち着くと、日常の空気も少しやわらぎます。

未来への余白

正直に言うと、痛みはゼロにはできません。

生活していれば、体は使いますし、年齢も重なります。

でも、

「毎回、動けなくなる」
「毎回、数日つらい思いをする」

そこまではいかない体にすることはできます。

今回のように、

  • ピキッとはなった
  • 一瞬ヒヤッとした
  • でも長引かなかった

この差は、生活の質を変えます。

年に数回、強い痛みで動けなくなる。
そのたびに検索して、その時いける整体院に行く。

それもひとつのやり方です。

でも、

崩れきる前に整える。
違和感の段階で動く。

この通い方をしている人は、やはり回復が早い。

今回のケースは、

「また続くのか…」が
「今回は大丈夫だった」に変わった話です。

もし同じような繰り返しがあるなら、通い方を一度考えてみてもいいかもしれません。

無理にではなく、タイミングが来たときで大丈夫です。

まとめ

痛みが出ること自体は、珍しくありません。
問題なのは、「毎回ひどくなる」ことです。

崩れきる前に整える。
違和感の段階で手を打つ。

それを続けていると、もし痛みが出ても、戻り方が変わります。

「また続くのか…」が「今回は大丈夫だった」に変わる。

派手ではありませんが、こういう変化のほうが、実は長く安心できます。

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この記事を書いた人

腰痛ケアスタジオLines.
山井 恭三郎

当院では、無理に通院をすすめないこと、今すぐ通う・通わないを決めなくてもいい選択も大切にしています。

ブログでの文章も、実際に相談を受けるときと同じ距離感で書いています。

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