「症状」と「状態」を分けて考えるだけで、気持ちが少し楽になることがあります

痛みやしびれが続いていると、
「今の自分の体は、良くなっているのか、悪くなっているのか」
分からなくなることがあります。

そんなとき、多くの方が「症状」だけを見て考えてしまう ことがあります。

この記事では、治し方や対処法の話はしません。

今の状況を整理するための、「見方」だけ をお伝えします。

「症状」と「状態」は、同じものではありません

まず、言葉の整理からです。

  • 症状
     → 痛み・しびれ・違和感など、実際に感じているもの
  • 状態
     → 体全体が今、どういう状況にあるかということ

この2つは、似ているようで、同じではありません。

症状は、強く出ることもあれば、弱く感じる日もあります。
天気や疲れ、気分の影響を受けることもあります。

一方で状態は、もっとゆっくり変化していくものです。

症状が強くても、状態が悪化しているとは限りません

「今日は昨日より痛い」
「しびれが強くなった気がする」

こう感じると、「悪くなっているのでは」と不安になるのは自然なことです。

けれど、

  • 症状が強く出ていても
  • 状態そのものは、少しずつ整ってきている

というケースもあります。

体が変わろうとするとき、一時的に症状が目立つこともあります。

症状=結果
状態=背景

そう考えると、少し見え方が変わってくることがあります。

逆に、症状が軽くても無理をしていることもあります

もう一つ、大切な視点があります。

症状が軽くなると、「もう大丈夫かもしれない」と感じることがあります。

それ自体は悪いことではありません。

ただ、

  • 痛みが減ったからといって
  • 体の負担が完全に抜けているとは限らない

という場合もあります。

症状が静かでも、状態としては、まだ休ませたほうがいい時期ということもあります。

混ぜて考えると、気持ちが追い込まれやすくなります

「痛い=悪い状態」
「楽=良い状態」

こうして一つにまとめてしまうと、どうしても気持ちが振り回されやすくなります。

今日は良くて、明日は悪い。
昨日は安心して、今日は不安。

その繰り返しに、疲れてしまう方も少なくありません。

だからこそ、

  • 今出ているものは「症状」
  • 体全体の流れは「状態」

と、分けて考えてみてください。

分けて考えるだけで、判断を急がなくてよくなります

「症状」と「状態」を分けて考えられるようになると、

  • 今日の症状に、一喜一憂しなくていい
  • すぐに結論を出さなくていい
  • 無理に前向きにならなくていい

そんな余白が生まれます。

今は、判断するための時期ではなく、整理する時期なのかもしれません。

まとめ

分けて見られるようになっただけで、十分です

この記事を読んで、

  • 症状と状態は同じではない
  • 症状だけで判断しなくていい

そう思えたなら、それで十分です。

今すぐ何かを決めなくても大丈夫です。
無理に答えを出さなくても大丈夫です。

体の状態は、もう少し静かに見ていってもいいものです。

もし、もう少し整理したくなったときは

  • 強さより「続き方」を見るという考え方
  • 今は「動き続ける時期」か、「整えることを優先する時期」か
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この記事を書いた人

腰痛ケアスタジオLines.
山井 恭三郎

当院では、無理に通院をすすめないこと、今すぐ通う・通わないを決めなくてもいい選択も大切にしています。

ブログでの文章も、実際に相談を受けるときと同じ距離感で書いています。